統制は、あらかじめ予定した目標・計画・基準と、実績のくい違いを比較検討した上で是正措置を講じ、仕事を円滑に推進させる機能をいう。
綿密な計画をたてていても、外部環境の変化や内部的な事情によって、仕事の進捗状況にズレが起こることがある。
これらのズレを修正して、はじめて目的は達成されるものだが、大別するとつぎの2つがあげられる。
(1)戦略的統制外部環境の変化にともない、将来をも予測して、目標・計画自体の妥当性を検討し、必要があれば目標・計画自体を修正する。
つまり、トップ層ほど、この機能の比重が高い。
(2)戦術的統制計画と実績および仕事の進捗状況を比較検討して、計画または仕事のすすめ方を修正する。
管理者・監督者層になるほど、この機能の比重が高い。
この2つの統制方法を、各々の立場と役割からその統制分野を心得て、適切な是正措置を講じるべきである。
大橋直久(ビジネスコンサルタント)