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日本中にある常緑低木で、あらゆる都市公害に強く、
生垣樹として昔からよく使われている。

特に潮風や海水に強いので、海岸地方の生垣によい。

きわめてじょうぶな木で、たけも高くなるが、
庭園では2m以下に仕立てる。

生育が非常に速くて徒長枝が出るので、
ほうっておくと長い枝が倒れ込んで形がくずれる。

繭芽は3月下旬ごろだが、新梢の生長に特色があり、
年3回にわたる。

すなわち新葉を展開した後、5月中、下旬から梅雨期にかけて、
さらに9月ごろまで伸び続ける。

したがって生垣に仕立てるには、若木の枝を30~45㎝で
一度剪定して側枝を出させ、がっちりと育てていくとよい。

刈り込みは梅雨の終わった7月上旬と8~9月の2回ぐらい行なうと
枝が密になる。

再繭芽する力は強いが、期間は1か月くらいかかる。

花は6月中、下旬に咲き、白色花を葉腋に集散状につけるが、
目だたない。

果実は萌果で球型であるが、12月中旬には裂開して
黄色の仮種皮を持った種子を露出してたいへん美しい。

あまり強く刈り込むと実が観賞できない。

手入れをいとわなければ丸刈りに仕立てると新緑が美しく、
果実が美しくて庭園が明るい感じになる。

大橋直久(ビジネスコンサルタント)
2016/08/17(水) 14:05 園芸 PERMALINK COM(0)
中国原産の落葉低木で、細い枝が株立ち状に出て高さは約1m、低いほうが味がある。

3月下旬から4月にかけて繭芽を始め、中旬ごろまでに葉を広げる。

そのころに、前年枝の葉腋に新葉といっしよに淡紅または白色一重の小花をびっしりとつけ、4月いっぱいは美しい。

果実は7月中旬ごろに紅熟して、後に紫黒色になり、鳥が喜んで食べる。

葉は秋に紅葉するものもある。

萌芽力は強いが、なよなよした枝に風情があるので、切りもどし剪定はしないで、こみすぎた枝を元から抜くほうがよい。

地下茎が伸びてひごばえを出すので株は横へ広がっていく。

ニワザクラはニワウメの変種で、4月中旬に前年枝の葉腋に八重の淡紅または白色花を咲かせるが、実はならない。

枝の太さに比べて花がちょっと重たげであり、前種よりにぎやかな感じがする。

枝は柔らかくてよく伸びるので、自由に曲げて細工物を仕立てることもできるが、庭木としては邪道であろう。

10月中旬から落葉を始め、11月中旬までに落ちてしまう。

手入れはニワウメと同じでよいが、枝がよく伸びるのでほうっておくと大株になりすぎる。

大橋直久(ビジネスコンサルタント)
2016/06/09(木) 14:57 園芸 PERMALINK COM(0)
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