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あなたは先輩や上司が外から帰ってきたとき、どんな言葉をかけているだろうか?

ときどき耳にするのが「ご苦労さま」という言葉である。

先輩や上司が外回りの仕事で疲れて会社に戻ってくれば、「ご苦労さまでした」と言いたい気持ちになる。

しかし、「ご苦労さま」は「苦労をかけたな」と下の人の労をねぎらう言葉で、目下の人に使う言葉である。

下から言われても気にしない人もいるが、気分を害する先輩や上司が多い。

また気分を害さないまでも、「言葉づかいを知らないな」と思われる。

先輩や上司に対しては、「ご苦労さま」ではなく「お疲れさまでした」というのが正しい言葉づかいである。

同じような意味で、たとえば下請業者の方が納品に来たようなときも、「ご苦労さま」とは言わない方がよい。

納品に来た年配の業者の人の中には、若い社員から「ご苦労さま」と言われて、あまりよい気持ちのしない人もいる。

この場合は、「お疲れさまでした」「お世話さまでした」「ありがとうございました」といった言葉を使えばよいのである。

ただし、あまりに意識し過ぎてぎこちなくならないようにしたい。

要は「ご苦労さまでした」「ご苦労をおかけいたしました」「わざわざありがとうございました」「お世話をおかけいたしました」など、状況に応じて言い方を工夫することが大切なのである。

大橋直久(ビジネスコンサルタント)
2016/04/27(水) 12:24 ビジネス PERMALINK COM(0)
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