「すみません」と同様に、「どうも」の多用も気になる。
もともとは「どうもありがとうございます」「どうもすみません」など、なんらかの言葉が後に続くはずなのだが、それを省略してしまっているのだ。
聞く方も「どうも」と言われると、「ありがとう」「申し訳ありません」などと言われたような気になり、何となく納得してしまう。
たしかに「どうも」は便利である。
しかも気持ちを伝えられる言葉だ。
逆に何が「どうも」なのか、きわめてあいまいな言葉でもある。
後の言葉を省略せず、最後まできちんと言った方が言葉づかいとして望ましいのはいうまでもない。
大橋直久(ビジネスコンサルタント)