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マネージャーが召集した会議は、こまかく決められた議題に沿って、決まった形式ですすめられます。

会議は、議論や意志決定のためのフォーラムではなく、その目的はブリーフィングや調整にあります。

参加者は、自分に期待されている役割をよくこころえて準備しており、もし反対意見が出てもそれをうまくかわせる状態にあります。

それに、誰も、本当に反対されるだろうとは思っていません。

会議という公の場において、提案やアイディアに対して疑問を出すことは、それを出した人物本人の能力を疑っていることになります。

いろいろとアイディアを出しあうためのミーティングに集まって、いくつかの案をためしにあげてみたり、一緒に問題解決にとりくむ、というようなことはあまりみられません。

そんなことをすれば個人的リスクが大きすぎるし、同僚間の顕著な競争関係に火をつける可能性が高すぎます。

よく練られた報告書によってアイディアは客観化され、その作者は攻撃を受けにくくなるというわけです。

もし別の人のインプットが必要であれば、それは会議の前に、すでに終わっています。

そのような連絡は、ボスを通じて行われます。

ボスの意見も、会議の前にはすでに出ており、事前の承認も得られていることでしょう。

もし公の場で、ボスがそれらの提案に疑問を呈するようなことがあれば、それは、ボスがそれを気に入っていないことのしるしです。

大橋直久(ビジネスコンサルタント)
2015/04/15(水) 14:53 大橋直久 PERMALINK COM(0)
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