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「お人柄といい、ご出身校といい、ご交際範囲といい、ご立派すぎて私どもとは不釣リ合いで・・・。」

「ご趣味も話題も高尚で、娘は自信がないと申しております。」

これらはかなりよく使われている常套句ですが、

ふつうは「気が進みませんので・・・。」といえば、仲人はすぐに察してくれます。

具体的に先方の欠点を指摘することはタブーです。

それでも、先方が非常に乗リ気になってしまったリ、仲人がなかなか納得してくれなかったりで、何か理由をいわなければならない場合には、

「大変立派な方で、申し分のないお話なのですが、私とはどうも人生に対する価値観が違うようなので、ご遠慮したほうが・・・。」

「よくあたると評判の易者にみてもらいましたら、年まわりが悪いといわれましたので・・・。」

などといって断わると、相手を傷つけずにすみます。



大橋直久(ビジネスコンサルタント)
2018/03/16(金) 12:30 マナー PERMALINK COM(0)
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